そんな理由で新学期早々、休むわけにもいかないので、足取り重く、私は学校へ向かう。 はぁ…… 「行きたくないなー…。」 「なんで?」 突然誰かに声をかけられた。 「うわぁっ!!」 びっくりして隣を見ると、あいつがいた。 「そんなに驚かなくてもいいじゃん。」 あいつは無表情でそう言った。 いや、驚くから!!