「ネコ缶買ってきたのに…、

サイテー」






「画像見る?

ケータイだけど」






「いらないよバカ、

そんなん、ここに来なくても見れるじゃん!!」






「だって、

言ったら美咲、来ねぇかと思って」






「ばか、もう、

うそつき!!」






「ごめんって」






もう知らない、信じない、と

こたつに額を乗せて呟くと、






猫がいたのは本当だし、どうしても美咲を部屋に呼びたかったんだよ、

と小さな声で続ける翔太。