--*--*--*--*--*--
*disharmony*
--*--*--*--*--*--
「結婚しよっか」
翔太がいきなりそう言った。
部室で黙々と日誌を書いていたあたしは、顔も上げずに冷静に答える。
「付き合ってもいないのに?」
自分の唇から紡ぎ出される言葉に何の感情も込めないように、
細心の注意を払いながら。
そんなあたしからの返答に何の反応も返さない翔太。
いつもならギャーギャーと、いらないことまで喚き散らしてくるくせに。
*disharmony*
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「結婚しよっか」
翔太がいきなりそう言った。
部室で黙々と日誌を書いていたあたしは、顔も上げずに冷静に答える。
「付き合ってもいないのに?」
自分の唇から紡ぎ出される言葉に何の感情も込めないように、
細心の注意を払いながら。
そんなあたしからの返答に何の反応も返さない翔太。
いつもならギャーギャーと、いらないことまで喚き散らしてくるくせに。