「じゃあね」






「おぅ、

また明日な」






「翔太、

敬語は?」






「うるせー」






そう言ってぺろりと舌を出す、バツの悪そうな幼い笑顔。






曲がり角で手を上げて去っていく、翔太の後ろ姿。