心臓が、ドキドキして爆発しそうで……


殺されちゃうのは私の方だ。


ちゅっと響いたリップ音に、目を開けると、目の前には意味深な笑みを浮かべるとびきり甘い彼の姿。


また近づいてきたその顔に、私は静かに目を閉じた。



あぁ、もう……



「好きだよ、咲姫」



佳斗君に愛されすぎて、私……どうにかなってしまいそうです。








【完】



(ここまで読んでくださり、ありがとうございます!続編執筆予定です!)