そんな雰囲気を振りまいているため話すにも話しかけ辛く、ただ見ている毎日。


でも……折角だし、話してみたいというか……



「佳斗君、いっつも桃已さんの事見てるよね?」



そんなある日、突然同じ講習の女に言われた一言にドキッとした。


まさかそんなに見ているとは自分でも思っていなかったので、無自覚って怖い……


……ってゆーか、え?