「今日も晴天!っと」
朝、目が覚めると外には清々しい青空が広がっていた。

今日から私も高校生。
真新しい制服に袖を通して、朝食を食べに行った。

「ごちそうさま~」
「今日からあんたも高校生ね~。ちゃんと学校に行けるの?」
そう言って私のお母さんはクスクスと笑っていた。
「行けるわよ!失礼ね~」
私は頬を膨らませながら言った。
「そうね、高校生だものね~。ま、迷ったときはあの子達に助けてもらえばいいわ」
「ふん!あいつらになんか助けられなくても、大丈夫だもん!」
私はカバンを持ちながら、
「行ってきま~す」
と言ってリビングを後にした。
靴を履いて、玄関を飛び出す。
「さぁて、行くとしますか!」