そして、まともに向き合ったお母さんに向かって暴力を奮った。
ホントに……最低。
「お母さん……今日の夕飯は、どうする?」
「黙れえぇえ。うるせ~よお?!そんなもんより酒をだせ!!酒を?!」
「お、お母さん……。お酒は、体に…良くないよ?」
「だぁまぁれえええええええ」
――――ゴスッ――――
鈍い音が部屋中に響く。
私、殴られたんだね。
………お母さんに。
「お前は誰のお陰で生きていると思ってるんだ!?感謝の気持ちが無いならこの家から出ていっちまえ!!」
「ご……ゴメン……なさい…」
「お前のその顔がムカつくんだよおおお!!」
―――ドカッ、ドカッ―――
今度は蹴りを入れられた。
「うっ……うう……」