俺が今まで信じてきたもの、すべて、否定されたようなものだった。 もう、すべてがどうでもいい。 髪を真っ黄色に染めて、酒もタバコも、 不良友達も、 女遊びも、 全てを解禁した。 両親は、そんな俺の激変ぶりに、狼狽した。 そして、近づかなくなった。 そしてさっき、2人の会話を聞いた。 「前は、あんなんじゃなかったのに。」 腹が立った。 そして俺は、衝動的に、家を出てきたんだ。