『俺たちの中でこの家の代表を決めるの!?』


城山家に集められた、藍斗と弟の優李と俺


『ああ、藍斗と陽と優李でな』


目の前には藍斗の親父、城山社長


『んなのできるかよ』


『藍斗、口を慎め。』


『……ち…っ』


社長に舌打ちですか、藍斗


『兄貴の学校経営もあるからな。もちろん学校は陽が受け継ぐだろ?』


ん?


『いやいや俺はパス』


『はぁ?なに言ってんだ陽』


『俺は頭悪いし、そういうのはやんない』


藍斗のほうが才能あるし、第一面倒くさいことはしたくない


『だからさ、分家とか関係なしに城山兄弟に任せようよ』