でも大和に告白された、とっても大切な日。
パパとママも昨日家まで私を送ってくれた大和に感謝してたし、評判は上々!
『ピンポーン』
「あっ!大和だ!」
「大和君?」
「行ってきます♪」
「はーい!気をつけてね」
「分かってる!」
「おはよう。杏里」
「おはよう!」
ん?あれっ大和って…
「自転車?」
「そう!俺チャリ通!」
「えっじゃあ…迷惑かけちゃう!先行ってていいよ?」
「なんで?杏里が後ろに乗れば問題なくね?」
「…いいの?」
「もちろん!じゃあ乗って?」
いいのかな?
しかも二人乗りってことでしょ?恥ずかしいよ///
「杏里~?」
「ほへぇ?」
やだっ!変な声出しちゃった!
「(笑)かわいいな!荷物ちょうだい?」
「はい///」
「うん!しっかり摑まれよ!飛ばすぞ!」
大和がそう言うと一気に冷たい風が吹いたみたいに冷っとした。
それが私の熱くなった身体を冷やしてくれるみたいで気持ち良かった。