やっと助かるんだよね。


良かった~♥


『美波さん?開けるよ?』


「うん!」









『がちゃ』










「開いた~!」


「大丈夫だっ…。っじゃないね…。」


「えっ?」

何で?大丈夫だけど?


「血出てるじゃん…」


あっ!


「あ~何か刺さっちゃったみたいで。」


「保健室行こう?今ならギリギリ先生いるかもしれないし。」


「うん…。ところで何落としたんだろ?」


「ん?あぁ~模型だな。で、刺さったのはガラスかな?」


ガラス!?しかも模型って…弁償かな…


「ここって何室?」


「天体室。知らなかったの?」


「…えへっ」


「…まぁ丁度いいし言いたかったこと今言っていい?」


「えっ今!?」


「うん。」


「じゃあ…」


『パチッ』


「うわぁ~」


奏瀬君が急にプラネタリウムのスイッチを押すからびっくりしちゃった。


それにしても…


「綺麗~」


「(笑)ここからが本題。」


「えっ?」











































「美波杏里さん。俺と付き合ってください。」