ガチャッ。
「やっほー!」
静まり返ってた生徒会室に
明るい声で挨拶しながら
入ってきたのは
情報係の誉先輩だった。
「よぉ。」
「先輩遅刻ですよ・・・」
「先輩!今やばいことを聞かされたんすよ!」
七威斗先輩
颯士先輩
来夢は少し興奮気味で
誉先輩に駆け寄る。
「わりー。」
誉先輩はへらへらしながら
笑ってる。
「誉先輩・・・頼んでいたものは見つかりましたか?」
私は4人の会話を遮る。
「あぁ。見つけたぞ。」
誉先輩は顔つきを変え
真剣な目になった。
「書類をください。」
私は誉先輩に手を突き出す。
「ふぅ、これ捜すの苦労したんだからな。」
誉先輩は顔を膨らませながら
私に書類を渡す。
「ありがとうございます!ニコッ」
「うっ・・・別に。羅衣愛のためならこんな苦労なんでもねーよ。」
誉先輩との会話を
一旦止め書類に目を通す。
「やっぱり、主犯は宝華学園だったのね。」
「お前、気づいてたのか?」
「なんとなくね。今までの事件の犯人はだいたいの人が宝華学園の制服を着てたから。」
「そうか。でも普通の生徒ならまだましだ。今回の事件に1番強く関わっているのが宝華学園の生徒会なんだ。」
「生徒会?」
「そうだ。その中でも1番権力があるのが宝華学園生徒会長2年の九条白夜(くじょう びゃくや)だ。」
「生徒会長・・・九条白夜・・・」
私はポツリと呟いた。
誉先輩の口から出た人の名前。
どこかで聞いたことがある。
「やっほー!」
静まり返ってた生徒会室に
明るい声で挨拶しながら
入ってきたのは
情報係の誉先輩だった。
「よぉ。」
「先輩遅刻ですよ・・・」
「先輩!今やばいことを聞かされたんすよ!」
七威斗先輩
颯士先輩
来夢は少し興奮気味で
誉先輩に駆け寄る。
「わりー。」
誉先輩はへらへらしながら
笑ってる。
「誉先輩・・・頼んでいたものは見つかりましたか?」
私は4人の会話を遮る。
「あぁ。見つけたぞ。」
誉先輩は顔つきを変え
真剣な目になった。
「書類をください。」
私は誉先輩に手を突き出す。
「ふぅ、これ捜すの苦労したんだからな。」
誉先輩は顔を膨らませながら
私に書類を渡す。
「ありがとうございます!ニコッ」
「うっ・・・別に。羅衣愛のためならこんな苦労なんでもねーよ。」
誉先輩との会話を
一旦止め書類に目を通す。
「やっぱり、主犯は宝華学園だったのね。」
「お前、気づいてたのか?」
「なんとなくね。今までの事件の犯人はだいたいの人が宝華学園の制服を着てたから。」
「そうか。でも普通の生徒ならまだましだ。今回の事件に1番強く関わっているのが宝華学園の生徒会なんだ。」
「生徒会?」
「そうだ。その中でも1番権力があるのが宝華学園生徒会長2年の九条白夜(くじょう びゃくや)だ。」
「生徒会長・・・九条白夜・・・」
私はポツリと呟いた。
誉先輩の口から出た人の名前。
どこかで聞いたことがある。