全員は体育館の真ん中あたりにある
黒いソファーに座り会議じゃない会議と始めた。


夏帆莉ただ一人を抜いて。




海帆莉
「・・・やっぱ、snakeだけは野放しにできないよ。」

大牙
「あぁ、風鬼や雷鬼の木っ端達が結構捕まってるしな・・・」


(カタカタ・・・カタ、カタカタ)


零音
「それに、薬漬けにされてても厄介だ。」

聖瑠
「よし、巨大ロボを運転してるヒーローに助けてもらおうぜ。」


(カタ、カタ、カタカタカタカタ。)


海帆莉
「えーならネズミを大量に相手の倉庫に入れようよ!」

零音
「はぁ?それならネコを大量に。だろ?!」

大牙
「・・・またか。」


(カタカタカタ、カッカタ。)


夏帆莉
「ねーなんか、炎龍って奴らが最近頑張ってるらしいよ。」


大牙
「華龍じゃなく?」

海帆莉
「あ・・・炎龍って?」


夏帆莉
「うん、元おかーさんのトコみたいだね。最近荒れてるみたいだけど。」


零音
「荒れてる?ヤクとかか?」

夏帆莉
「うん。それもそーなんだけど、何か結構女に手出してるみたいだよ。」

聖瑠
「うっわー・・・snakeより荒れてんな。」

夏帆莉
「snakeより炎龍先だね。」

海帆莉
「うん。そうだね・・・仲間も大事だけど、女に手出すのも許せないし。」

聖瑠
「えーじゃあ、2組に別れね?紅麗羽さんにも頼んでさ。」

零音
「珍しく真面目な意見。」

大牙
「・・・だな。」

聖瑠
「うるせーよ・・・。」

夏帆莉
「ま、そうゆーことで各自声かけといてねー。」