あたしも負けずと
テンション高く
愛としゃべってると
クローバー畑に着いた。
相変わらず、綺麗な景色。
クローバー畑は、クローバーがたくさん咲いてるから…という簡単な理由で、みんなクローバー畑と呼んでいる。
___…。
「お待たせ~!」
しばらくすると、樹里が走ってきた。
息切れしてる…
…全力疾走で来たな?
「樹里おそーい!!」
「ごめん♪さっきまで寝てたぁ」
ほら、やっぱりね。
「え。今13:30だよ!?」
夜更かししてたのかな?
あたしがぼーっとしてる間にも
2人の会話は続いている。
…樹里も、無理してるんだよね。
樹里は少しぎこちない笑顔を見せている。
ばればれ。