放課後。



春の日差しがあたたかい教室で、



ウチは俊…あんただけを待つ。



うわ…


演技とはいえ、


緊張するなぁ。



普通に告白しよう。



…と思ってるうちに、アイツが来た。





よし!



「俊くん。……好きです。付き合ってください。」


そう、媚びた声で言ってみる。



…分かってるよ?


ウチはフラれる。





だって__。