「今までごめんなさい!!!!」

「はぁ!?」

いきなり愛ちゃんが顔を真っ赤にして

怒鳴りだした。

「はぁ!?今まで散々舞を苦しめてきたくせに???ふざけんなよ!!!」

確かにその通り。

いきなり謝るなんて

都合が悪くなったようにしか

見えない。

「そうだよ…。」

樹里の拳がぷるぷると

震えている。

「愛の言う通りだよ!散々苦しめてきたくせに謝罪???都合が悪くなったんでしょ?」

「……」

言い返したいけどできない。

その通りだから。