「晴香さ・・・大河ラブ?」
「ひゃへ!?」
我ながら、キモい声がでた・・。
「焦り過ぎ。」
「何でわかったの!?」
「あんた、分かりやすい(笑)」
「えええ!?じゃあ大河も気付いてるとか!?」
「いやぁー・・あいつも鈍感だからねぇ~。」
良かった・・・。
「少なくとも、輝は気付いてるだろうね。」
ええ!?
「あんなに、いつもノーテンキなのに!?」
「ハハッ(笑)確かにチャラいけど。根は真面目だと思うよ?」
確かに、輝は優しいしね・・。
「そっかー!じゃあ輝も応援してくれるかな?☆」
「・・・」
え?
「茉莉?」
「あんたって、超鈍感。」
「はい?」
どういうこと?
「あんたの鈍感さには輝にも同情しちゃうわ・・。」
ええ!?よく分からない・・
「まあ応援するよ?」
「え・・?」
「たーいが。」
ああ。
「ありがとうっ☆」
茉莉、大好きすぎる!
「んじゃ、帰るね。」
「え、もう?」
「もう8時だし。彼氏とケリつけてくる。」
「そっか・・・」
茉莉は強いね・・
「キツかったら、すぐ、頼ってね。」
「さんきゅっ。」