「そ、それは・・・」
確かに大河はうちのこと本当に好きなのかわかんないし・・・。
「なーんて、嘘よ?晴香は大河じゃなきゃダメなんでしょ?」
そう言って、ニコッと笑った茉莉。
「う、うん・・・」「じゃあ、想いぶつけなさいよっ」
「うん!」
そうして、学校に行った。下駄箱に着くと、
「あ、晴香!!昨日はまじごめんな。」
いいよー!と言おうとした時、
「昨日さー、急にバイトはいっちゃって・・・。」
!!嘘・・・ついた・・・。やっぱり、愛梨ちゃんと会っていたことは隠さなきゃいけないことだったんだね・・・。もういい・・。
「もういいよ。別れよう・・・大河。」
「え・・!?」
そう言って、うちは茉莉と教室に行った。
「急に何言ってんの、晴香!?」
「別にぃ・・・。」
「・・・。」
、茉莉は黙ってしまった。
「ごめん・・・。うち、今どうしていいか分からないんだ・・。」
「そっか。」
そう言ってほほ笑んだ茉莉はうちの頭を撫でてくれた・・。すごい助けになった。その日の放課後、大河に
「晴香、話がしたい。一緒に帰ろ?」
そう言われた。
「ごめん・・・今日は1人で帰りたいの・・・」
「あー・・・そっか。わりぃ、、じゃあな」
大河は帰ってしまった。これから、もうずっと大河に会えなくなるんじゃないかと思ってしまった・・・。すると、
「晴香、一緒に帰ろうぜ?」
輝にそう言われた。別に断る理由もなく、
「うん。」
そう返事をした。ここからが間違いだったのかもしれない―。
「・・るか。」
「・・・」
「はるか!」