「う、うるさいっ!」
そんなこんなで教室に入ると、
「あれー?お2人さん♡仲良く登校ですかぁ。ラブラブですのお。」
茉莉がひやかしてきた。茉莉、絶対楽しんでんな・・。
「そんなんじゃ、、「んなわけねえだろ?」
「そ、そうだよ。」俺たちは友達以上恋人未満だろ』?」
・・・。心臓にグサッと包丁が刺さった感じ。
「・・・」
「ん?」
何でだろう・・・涙が出てきそうだよ・・。
「ばぁか・・」
そう言って、席に着いた。大河はハテナーマークだらけ。茉莉と輝は心配している。分かってる・・一番バカなのは自分だって。最近のうちおかしすぎる・・・。昼休み、屋上で1人でご飯を食べていると、屋上の扉があいた。茉莉かな・・。いろいろ聞いてもらおう。「おい。晴香・・。」
そこに立っていたのは、大河だった。
「た、大河!?」
な、何でここに!?てか何で1人??
「あー・・茉莉に行けって言われて。」
そーういうことか・・。
「いいよ、帰って・・。」
違う、こんなことが言いたいんじゃなくて・・。
「晴香、お前最近おかしいぞ。」
え・・・?
「俺と目は合わせねえし。急に怒るし、急になくし。何かあった?」
あ・・・優しいときの大河・・。今それは出さないでほしい・・・。本当に“好き”と言ってしまいそうだから。
「な、なんでもない・・。何もないっ!」
「嘘つけ。目が泳いでるし。何年間一緒にいると思ってる?晴香の嘘くらい簡単に見分けられるよ?」
うっ・・・。
「す、す・・・」
「す?何?ちゃんと言って。」
「好きなだけです・・。」
なんか敬語になっちゃった。
「何が?」