「行ってきまーす☆」
「行ってらっしゃい。」
朝が好き。晴れが好き。私の名前は宮前晴香。元気が取り柄!!
「はるかぁー!」
振り向くとそこにはストレートな長い髪。白い肌にパッチリあした目。可愛いし。いつも相談にのってくれる。。自慢の幼馴染。
「茉莉!」大島茉莉。
「ねー晴香、課題できた?」
「全然!全くわかんないよー・・」
「だよねー!」
そう言いながら学校についた。クラスも茉莉と一緒。すると、
「きゃーっ」
「大河~今日遊べるぅ?」
「輝は!?♡」
うちのクラスの廊下は女子で埋め尽くされている。朝からきゃーきゃーうるさいな・・・。そんなことを思いながら教室に入ると、
「おっ晴香と茉莉ぢゃんっ!」
「おはー。」
さっきまでちやほやされてた男子2人が話しかけてきた。はい、女子は超にらんでます。なぜうちらがこいつらと仲がいいかというと、これまた幼馴染。1人は相馬輝。チャラ男。ウザい。しかし、モテる。もう1人は上杉大河。ドS。ウザい。しかし、モテる。大河、輝、うち、茉莉は幼稚園のころからずっと一緒。でも、高校の最初の方は。付き合ってるんじゃないかってたくさん噂されたこともあった。でも、うちらはなぜか10年間以上一緒にいるのに、恋愛に発達したことがない。大河はともかく、輝はチャラくて、女遊びが激しいと有名。まあ、そういうのがいいとか言う女子もいるんだけどね・・。2人ともカッコいいからね。輝は茶髪で白い肌で明るい。大河はドS。黒髪にちょっと焼けた肌。「おーい!!お前ら無視かよ?」輝と大河を無視してイスに座る。かかわったら女子からの視線がヤバいからね。昼休み。茉莉と屋上でお弁当を食べてると、
「あ、いたいた!!」
「あー。見つけんのまぢで時間かかった。」
輝と大河だ。そして、4人でご飯を食べてると、茉莉が
「うちらってさ、10年以上いるのに、何で恋愛に発展しないんだろぉ?(笑)」
「ハハハ」
うちが笑うと、
「ゴホッ・・」
輝がふきだした。