「意味、わかんないよ…雄太」

「どうするのか、聞いてない」

「そんなこと、今はまだ分かんないよ…」

「今は?」

少し強めの口調で言った。
そんな時だった。隣で桜と井上の声がした。
目の下でぴくぴくっと肌が動く。痙攣だろうか?

「結凛?」

はっと正気に戻る。
何を考えてるんだろう!!本当にアタシ…

「んじゃあ、さ。」

「な、に」

痙攣がぴくっと動く。

「もっと大きくなって」

雄太は緊張した素振りを見せない。
言葉がドンドン胸に刺さって、痛いくらい。

「まだ結凛が俺のこと好きだったら」

ヤメテ。本当に壊れる。
目の下の痙攣は止みそうにない。

「付き合って。それまで」










「こういう事はやめよ」