私は何時の間にかねむってたみたいで。
気がつけば真っ暗闇に居た。
《いやぁ‼》
女の人の悲鳴が聞こえて身を震わせる。
《ーーーーーーーもっと鳴いてよ》
鮮明に蘇った、あいつの、声。
『やぁぁぁぁぁぁあああ‼』
気付けば、悲鳴を上げて上半身を起こして居た。
「夢羽!?」
風生達が入ってくる。
でも、その時は
私にはあいつ等にしか、見えなかった。
『やぁぁあ‼
来ないで‼来ないでぇぇぇええ‼‼』
「夢羽‼」
苦しげに皆が呼んでくれている…
のに……
《うわ、上級品》
《マジ?ヤっていいの?》
《最初俺ー》
《は?多数で犯すだろ》
下品な会話をする、あいつ等の声に聞こえた。