翌朝。私は学校に行くのが楽しみだった。まだ学校ではなくて部活だったけど心友の結城美羽(ゆうきみう)通称"みーちゃん"にこの話をしたくてたまらなかった。あーあんま眠れなかった。
『姫野だよ』
昨日の言葉を思い出す。
今の私の顔はたぶん真っ赤になっているとおもう。
ピンポーン
家のチャイムがなった。
「あーみくもう来た。」私を迎えに来たのは海藤みく(かいとうみく)通称"みく"
だ。時計をみたら10分だった時計の針がもう35分をすぎていた。
「いまいくー」「いってきます!」
ガチャ
「みくおはよー」「おはよかなでおそい!」「ごめんごめんはやくいこ?」
謝りながら学校に向かった。