「大丈夫か!?どこか打ってないか?」


「大変!!看護士さん呼ばないと!!」


アタフタしている二人についつい笑みがこぼれてしまった。

ホントは膝を強く打ってしまって痛い。


涙が目に溜まってしまったほどに痛かった。


「へーきだって。二人とも大袈裟」


「で、でも…」


「本当に平気だって。ほら、トランプしよう?」


トランプを取り出してベッドに戻る


だけど…全然平気じゃ無かった。