「うん…。そうだね!!」


無理して笑っているのを二人は察したのか困ったように微笑む。


「大丈夫だよ!!」


ホントは二人だって申し訳ない気持ちでいっぱいなんだ


それを、私が攻め立てても仕方ないもんね。


「そうだ。トランプでもしよっか!」


引き出しからトランプを取り出そうと手を伸ばすと


私は見事にベッドから落ちてしまった。


「由紀!!」


二人が慌てて駆け寄ってきてくれた。