「違うの…。ただ幸せだなーって思っただけ」


私は本当に今の時間が幸せの時間に思えるよ。


「ばーか。俺だって幸せだっつーの」


優しく微笑む翔太の笑顔はずっと私が見ていたかった。


「由紀、めちゃくちゃ好きだ」


「私も翔太が大好きだよ」


二人の顔が近づき唇が重なろうとしたとき…


「あのーいつまで二人の世界に入ってるんですか?」


「あーあ!!熱い熱い。ここはサウナかよ」