「ずっと傍に居れないかもしれないんだよ…?私翔太の約束破っちゃうんだよ?」


「そんなの去年の誕生日の途中から破っただろ?」


「うぅ…私…っ。翔太の前から居なくなっちゃうかもしれないんだよ…?」


「それでも、俺は居るから。由紀の傍に居る」


「翔太のこと裏切ったことも…あるんだよ?」


それはどうしても隠せないこと。


隠せない私が犯した罪。