拓也がリハビリが終わるのを待って一緒に病室に戻った。


「もー拓也は頑張りすぎだよ」


「仕方ねーじゃん。早くバスケしたいんだからさ」


そういう拓也はバスケットボールを器用に回す。


今はまつば杖だかあまりかっこよくないけど…。


「それは分かるけど…え、わわっ!?」


病室に入ったとたん誰かに抱きつかれた。


「痛-い…誰??」


「馬鹿由紀!!居ないから心配したじゃない!!」