「俺の足が治る可能性ってありますよね…?」


俺は…俺は!!


「君の左足はかなりの重症だ。時間はかかるがリハビリを重ねていけば日常生活はある程度送れるだろう」



「それじゃ…」


「だが、走ることはましてや元のようにバスケをすることは不可能だ」


頭を何かで思いっ切り殴られたような感じだ。


さっき言われたことが頭の中に入ってこない。


「そう…ですか…」