「お前が悪いんだぜ?あの時、はいと言っとけばよかったものを」


レギュラーに入れなかっただけでこれかよ。


逆恨みもいいところだ。


「俺たちを恨むなよ?」


そう言って先輩達は俺の左足を目掛けてその金属バットを振り下ろした。


――…バキッ!!!


「うわぁぁぁぁああ!!!」


最後に俺が見たものは先輩達の嬉しそうで楽しそうな顔だった。