「何一人ガッツポーズなんかしてんだよ」
拓也の一言でハッと我に戻る。
拓也を見ると昨日のこと何て何でもなかったようにケラケラっと笑っている。
いつもの拓也に戻っていることに思わずホッとする。
ん?何で私がこいつの事でホッとしなきゃならないの?
もしかして私こいつの事が…好きなんて事は全くない。
だけど、何故かほっとけないついつい気になってしまうんだ。
「えーっと…そのままの意味だよ?今日も頑張ろうね?」
そう言った時拓也の顔が少しだけ曇った。
それを私は見逃さなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…