何処を見渡しても君は何処にも居なくなっていた。


すぐに見つけても消えては現れて


現れては消えての繰り返し。


私の声を出そうとしても君へ届くことは決してなかった。


どうしたら君のもとへと届くのだろう?


それをどれほど考えても思いつかない。


走っても走っても君へには追いつけなかった。


お願いだから傍にいて…。