なぜが私が謝っているのだろうか? それに…お母さんの視線がとても痛いです!! さっきと同じような高校生の輝く眼差しでこっちを見ないでほしいんですけど。 「何よ由紀~ほんとは知ってたんじゃない!!」 バシバシっと私の頭を叩く。 ちょ、お母さん? 私が病人だってこと忘れてませんかね?めちゃくちゃ手加減なしの痛みです。 「そんなことより…なんで拓也がここに居るの?」 お母さんの事はあえて気にしないようにしとこう。