「ばーか。私だってあんたのこと友だちって思ってるし、今の好きは友だちとして好きってことよ」
平気な顔をしても、顔は正直なんだって思える。
こういう時人は笑えないものだ。
「は?でもお前…今キスしようと…」
「キス?あんたになんかキスするわけないじゃない。あんたの前髪にゴミがついてたと思ってけど違っただけよ」
「あ…そっか」
ホッとしたような表情を浮かべるあんたを見ると私もホッとした。
今日は辛い顔しか見てなかったから。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…