―――――
「ねぇ…蓮。」
「はい。」
隔離―――というよりはただの引きこもり
いつもの部屋で何不自由無く生活をし一歩も外には出ない。
やはり娘には甘いのか
それとも…
「お父様は私に何をさせたいのかしら。」
「…私には分かりません。」
最近の蓮はこうだ。
何を問いただしても上の空のようで
まともな返事は返ってこない。
そのような蓮にだんだんと腹が立つ。
「つまらないわね…。」
この空間が今のは私にとって退屈
早く…出たいわ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…