それから話は思いもよらぬ方向へと進展していった。

まさかの下ワード連発である。それも大部分が遠藤さんで、四十パーセントが原田である。

眼鏡の男子は原田が言うたび笑い、平泉さんはだんだん恥ずかしくてか赤面していく。

酔っ払ったかのように言葉のライフルを撃ちまくる遠藤さんが、最終兵器を投入した。

「絵美里なんてAカップあるかないかなのよ!それなのにモテちゃってさぁ」

「や、やめてーっ…」

手をバタバタさせて今にも泣きそうになっている。

しかし遠藤さんの兵器は未だに放射能を放っていた。

「でも断り続けてるのよ?あたしなんか告白なんかされないのに、絵美里は……この幸せ者めがっ!」