「ふふっ、それを答える前にここは魔界よ?人の欲が最大限になる場所。戦いましょうよ。」



「トナと...?」




私がそう答えるとトナの笑みが濃くなった。




「“私だけ”じゃないわ」




そして、トナが指差した先には...



「恵美里っ!!!」




「....」



ウエディングドレスを着た恵美里がいた。



ずっと、探してきた恵美里。



「恵美里も戦いたいんだって♪」



「そんなっ...恵美里がそんなこと言うわけない!」



ずっと...恵美里のためにここまで来たのにっ...!