鈴夢「おはよぉ…」

私は、藤倉鈴夢(ふじくらりむ)。
高校一年生。

蓮「おはよ。どした?」

こちらは、木嶋蓮(きしまれん)。
私の同級生で親友。
 
鈴夢「んぅ…?眠いだけ…」
蓮「寝るか?」

そう言って、自分の膝を叩く蓮。

鈴夢「子供扱いしてるでしょ?」
蓮「ばれたか(笑)」

私は、なんかみんなから小さい子扱いされるんだよね…。

麗「鈴夢、木嶋くん、おはよ!」

この子は、中野麗(なかのうらら)。
麗も私の親友で、同級生。

鈴夢「麗、聞いて~!また、蓮が私を子供扱いしたぁ!」
蓮「だって、子供じゃん。」
麗「はいはい、それは鈴夢が子供だからしょうがない。」
蓮「だろ!?(笑)」
鈴夢「もう…」


このままだったら、あんな辛い想いをしなくて済んだのかもしれない…