橋から下を眺める



少し高さは低い方なのかもしれない


だけど...
もういいや



橋の手すりに手を置き
下を覗き込むように
上半身を投げ


だそうとしたのに...



パシッ



誰かに手を掴まれた


「えっ」


びっくりして
掴んだ本人の顔を確認する


すると...


「何やろうとした」



そう...


今日の夕方会った
あの男だった