そして、校門をくぐろうとしたその時。 「うわぁ奈央、一年生がいっぱいだよぉ!」 「当たり前だから!」 一年生がいっぱいいて校門で 立ち止まってはしゃぐ私。 「ほえー今年の一年生は背大きいねぇ」 「そんな間抜けな顔してないで早く行くよ!遅刻しちゃう!」 「間抜けな顔なんてしてないもん!」 「はいはい」 そして私達は走って教室まで 行ったのだった。