「ねぇねぇ 吏真ちゃんがしてるネックレスかわいいね〜 どこで買ったの?」

唯ちゃんがそんな質問をしたから…

「大切な人がくれたもの」

素っ気なかったかな?
と思い答えたら

「唯も吏真ちゃんみたいなのほしいなぁ…」

そんな言葉を言った。

からだがビクンと跳ねた…

「唯にこれちょうだーい♪」

唯ちゃんがあたしの ネックレスを引っ張ろうとしたら

「ダメッ!!」

思わず大きな声と叫び声が出た。

場所が靴箱なだけあって
周りはザワザワしていた。