「はい



ストッーープ!!」




美景は黙ったと思ったらいきなり俺と男の間へ入り喧嘩を止める。




『何してんだよお前。』



「やっぱり...やっぱりこよくんなら助けてくれると思ったよ。」



『は??』



何言ってんだこいつ。




「こよくんが本当に私達のことを見捨てたんだったら、こよくんにとって私はどうでもいい存在。でもこよくんは私を助けてくれた。まだこよくんの中には私達残ってた。」




美景は嬉しそうに微笑んだ。




俺はこんなアホに試されたってことか。



俺アホ以下だな。