「し 知らない人ですっ
何で見てるんでしょうか…っ」
わぁ!
一応あのおっさんもうちの常連さんなのに、知らない人って言っちゃった!!
だけど私からすればどちらも常連さんだけど、常連さん同士からすればお互いの顔なんて知らないもんねっ
「…時間が時間だし、女性が1人で歩くには危ないですからね。
よかったら…途中まで一緒に行きましょうか?」
「えっ
いいんですか!?」
「ええ、僕は構いません。
このまま1人で帰らせても、何だか不安ですからね…」
と言って、このお客さんはチラリとおっさんの方を見た。
「…ほら、まだ見てる」
私が1人になるのを待って、まだ声をかけようとしてるのかなぁ。
尚もコッチを見てるおっさんの視線に、私は全身にゾクゾクっと悪寒が走った。
「じゃあ…お願いします」
「ええ、しっかり僕の横についてて下さい」
ニコリ 優しい笑みを見せて私を家の近くまで送ってくれたこのお客さんのおかげで、すっかり安心して帰る事ができた。
あぁ、よかった…。
でも考えてみれば、あのおっさんもこのお客さんも、同じうちの常連さん。
どっちも名前も素性も知らない、赤の他人なのにね。
それにしても、次にあのおっさんが店に来ても、私は絶対にレジには出れないよぉ!!
何で見てるんでしょうか…っ」
わぁ!
一応あのおっさんもうちの常連さんなのに、知らない人って言っちゃった!!
だけど私からすればどちらも常連さんだけど、常連さん同士からすればお互いの顔なんて知らないもんねっ
「…時間が時間だし、女性が1人で歩くには危ないですからね。
よかったら…途中まで一緒に行きましょうか?」
「えっ
いいんですか!?」
「ええ、僕は構いません。
このまま1人で帰らせても、何だか不安ですからね…」
と言って、このお客さんはチラリとおっさんの方を見た。
「…ほら、まだ見てる」
私が1人になるのを待って、まだ声をかけようとしてるのかなぁ。
尚もコッチを見てるおっさんの視線に、私は全身にゾクゾクっと悪寒が走った。
「じゃあ…お願いします」
「ええ、しっかり僕の横についてて下さい」
ニコリ 優しい笑みを見せて私を家の近くまで送ってくれたこのお客さんのおかげで、すっかり安心して帰る事ができた。
あぁ、よかった…。
でも考えてみれば、あのおっさんもこのお客さんも、同じうちの常連さん。
どっちも名前も素性も知らない、赤の他人なのにね。
それにしても、次にあのおっさんが店に来ても、私は絶対にレジには出れないよぉ!!