やれやれと思いつつも大人しくついて行き、ようやく私たちは青い屋根の慎吾くんの家にたどり着いた。
前に遠くから見た時に大きい家だなと思った通り、4人家族でも住んでるんじゃないかって感じのキレイな一軒家だった。
「さっ
あがって、ひな」
「お おじゃましますっ」
ガチャと鍵を開けてドアを開いた慎吾くんが、私を招き入れてくれた。
…うん。
特に飾りっ気もないシンプルな内装だけど、キレイな家…
「…………………」
…なんだけど。
掃除の方は、イマイチ行き届いていない気もしなくもないかな…。
「ひな、キッチンこっちだよ。
ほら来て」
「あっ、はいっ」
そう言って手招きされながら、私は荷物を抱えて廊下をついて行った。
するとその先では…
「うわっ!」
ダイニングテーブルの上には食べかけのお菓子の袋や、飲みかけのグラス。
それに、ゴミ箱や流しの方にも見覚えあるプラスチックの容器がいくつも無造作に置かれていた。
(あの容器、あれはうちの店の惣菜を入れてるパックだぁ!)
毎日うちの惣菜を買って食べてるんなら、確かにそうなるかもしれないけど。
でも、いくら何でも片付けが行き届いてないよーっ!?
前に遠くから見た時に大きい家だなと思った通り、4人家族でも住んでるんじゃないかって感じのキレイな一軒家だった。
「さっ
あがって、ひな」
「お おじゃましますっ」
ガチャと鍵を開けてドアを開いた慎吾くんが、私を招き入れてくれた。
…うん。
特に飾りっ気もないシンプルな内装だけど、キレイな家…
「…………………」
…なんだけど。
掃除の方は、イマイチ行き届いていない気もしなくもないかな…。
「ひな、キッチンこっちだよ。
ほら来て」
「あっ、はいっ」
そう言って手招きされながら、私は荷物を抱えて廊下をついて行った。
するとその先では…
「うわっ!」
ダイニングテーブルの上には食べかけのお菓子の袋や、飲みかけのグラス。
それに、ゴミ箱や流しの方にも見覚えあるプラスチックの容器がいくつも無造作に置かれていた。
(あの容器、あれはうちの店の惣菜を入れてるパックだぁ!)
毎日うちの惣菜を買って食べてるんなら、確かにそうなるかもしれないけど。
でも、いくら何でも片付けが行き届いてないよーっ!?