『今から乃愛んち行ってもええかぁ?』


「ん…いいけど…」


『行くわぁ…』


元気なかったな…

どうしたんだろ?



数十分後。


慶太がうちに現れた。


「乃愛ぁぁぁ…!」


「どうしたの?」


「こっちに旅行来たんやけど 彼女と喧嘩してもうたわぁぁ」


「………喧嘩?」


「旅館でなぁ?俺がトイレ聞かれて教えてたんよ~、けどな、場所が分からんー、言うから着いてったんよ。

したらな?その女の子の部屋に連れてかれてー…」