ほらね、恭でしょ?


「乃愛…もう…大丈夫か…?」


「……うん、ありがとう…」


心配、かけちゃったのかな。


「もう大丈夫だよ」



ゆっくり恭の背中に腕を回して密着した。


「よかった…」


一番安心する、恭の匂い。


いつからこんなに安心するようになったんだろう。



「………控え室、入ろっか」


「うん…」


控え室の中に入ったらおっきいソファーとおっきいテーブルと…
おっきい鏡と…


なんかものが大きかった。