下を向いて首を振る。


嘘…でしょ…?


「姫香っ…姫香っ…!」


「…乃愛…ごめん、ね…」


今さらごめんなんて!


「確かに姫香のこと嫌いだよっ!
でもねっ!姫香はあたしにとってただ1人のお姉ちゃんなんだよ!?

お願い、姫香…死なないで…!」



ごめん、なんて言うくらいなら生きてほしい!


「ねぇっ…!」


「…わたし…乃愛にお姉ちゃ…、って…ょんで、ほしかっただけな…の…」


え…?


「よ、んでくれないから…いっぱい…意地悪した、の…」