だけど、姫香はあたしにとってただ1人の姉なんだ。


「市立病院ですね、すぐ行きますっ」


電話を切って、すぐ恭のお母さんに電話。


『もしもし~?乃愛ちゃん?』


すぐ出てくれてよかった!


「あのっ…姉が交通事故に巻き込まれたみたいなんですっ」


『あら、大変』


「愛里を、しばらくお願いしてもいいですか?」


『えぇ、もちろん!で、今どこなの?』


場所を話すと、近かったらしく5分で来てくれた。


「すいませんっ」