「……………なんで母さんいんだよ」


「遊びに来たのよ?」


「タイミング悪すぎ」


「……お楽しみの邪魔しちゃったみたいね」


「かなり邪魔です」


「一回退室しようかしら?」


「そうしてください」


玄関から出てく音がして、あたしと恭は起きあがった。


「……………シャワー行ってこい」


「…ん…」


重い体を動かしてお風呂場に向かった。


恭、なんでこんな普通でいられんの!?

恥ずかしいじゃん!